元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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494: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/03/20(月) 22:54:53.19 ID:yse7e/Izo
ドゴォンッ!!

ヒレア「いきなり雷撃なんてひどい」

ヒレア(フュネッサの亡霊を一撃で戦闘不能に追い込んだ雷撃……でも私には効かないわ)

ヒレア(人はいないけど家畜・庭木・虫から少しずつ生命力を分けてもらえば十分回復できる)

魔導長「ひどいのはキミたちじゃよ」

魔導長「わしはな……珍しく怒っているんじゃ」

ヒレア「……あなたは話が分かる人だと思ってた。もう一度、ソピアと話をしてくれない?」

魔導長「断る」

魔導長「わしがキミを許したのは勇敢な若者の善意あってこそ……」

魔導長「だが、ソピア・ウィンベルは共和国に反旗を翻すために吸血鬼の力を手駒として利用した!」

ヒレア「違う!」

魔導長「違うものか!」

魔導長「キミは、善良な市民が、反乱に参加しこれだけの兵士を倒すというのじゃな!?」

ヒレア「他に……方法はないじゃない」

ヒレア「自分の家族が死ぬっていうのに、黙って見てるなんてできるわけない!」

魔導長「……そうか」

魔導長「じゃが、わしにも軍人としての責任がある」

魔導長「監獄を襲った暴徒の鎮圧、そして討ち損ねた吸血鬼の殲滅じゃ」

魔導長「悪く思うな、セイッ!!」ドン

ヒレア「っ!? 飛ばされ……!」

ドン ドドン

魔導長「英雄の青年が近くにいては困るからのう」シュン

ヒレア(私の手前に連続で雷を落として弾き飛ばすなんて……器用な使い方もできるのね)

ヒレア(しかももう追い付いてきた……)

魔導長「放電照射!」バリバリ

ヒレア「くっ!」バシュッ

ヒレア(魔導長さんにも恩義はあるけど、今はもう私達の敵。本気で私を殺そうとしてる!)

ヒレア(やるしかないわ……!)


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