元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
1- 20
401: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2016/08/18(木) 17:50:53.81 ID:T7GuZzR2o
ソピア「う、うう……みんな……!」

教官長「これだけの兵士を倒したからどれほどの怪物かと思ったが、どちらも大したことなかったねぇ」

教官長「さて、拘束して牢へ連れていこうか」

「教官長殿」

教官長「あんたは……知将様じゃあないか。なんで基地から出てきたんだい」

知将「通信兵が出ないので直接通達に参りました。何、襲撃者相手に遅れは取りませんよ」

教官長「あんまり自分の実力を過信するんじゃないよ。あんたを失うことは一人の実力者を失う以上に大きな損害になる」

教官長「で、なんだい? 見てのとおりすごく忙しいから手短に頼むよ」

知将「貴女には撤退していただきます、教官長殿」

教官長「わかった、何か考えがあってのことだろう。こいつらを牢に送ったら帰るよ」

知将「いえ、彼らは置いて行ってください」

教官長「いいや危険だ。あんたに任せるわけにはいかないね」

知将「いえ、帰っていただきます。これは上官としての命令です」

教官長「妙だね。それが軍にとっての利益になるとは思えない」

知将「私が偽物だとお思いですか?」

教官長「……この目に狂いがなければ、あんたは知将本人に違いない」

教官長「了解した。帰るよ」ザッ ザッ

知将「…………」

知将「行きましたか」

ソピア「……?」

知将はソピアにポーションを使った。

ソピア「……えっ、あ、あなたは」

知将「貴女に幸運あれ」スッ

ソピア「ま、待って……!」



教官長「おかしいことばかりだね。『死神』といい知将といい……」

教官長「もしかしたら、共和国軍と反乱者の対立というシンプルな構図ではないのかもしれない」

教官長「少し調べてみようかね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
869Res/620.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice