元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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356: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2016/04/10(日) 15:57:09.17 ID:3LZKNdjio
鷲男「イーグル・ナックルゥ!」

ヒレア「痛っ!」

白魔術でなくとも魔力さえ付加されていれば、物理攻撃はヒレアに通用する。

ヒレア(『悪食』が弱かったから甘くみてたけど、霧を意にも介さない化け物じゃない……!)


アン「す、すぐに回復いたしますぅ。ポーションは、ええと……」

トール(治療中を狙われたらおしまいだ。僕が何とかしないと……!)

姿と飛行音を消した鷲男をヒレアの魔法弾が追う。

トールはその魔法弾がソピアたちの方へ進路を変えたことに気付くと、慌ててエアバッグの魔法を発動した。

鷲男「くっ、読まれたか!」ゴウッ

トール「き、効いた……そうか」

トール(風を制するのは風だ)

トール「全力で、気流を操る……!」

トールの気流操作が鷲男のエア・シールドを不安定にさせる。

トール「ハルカさん……お願いします!」

ハルカ「いいよ。……見えなくたって射る方法はある」スゥ

ハルカ「弓技:催涙雨!」

拡散射撃。矢が雨のように降り注ぐ。

イデア「……来ますよ」

ハルカ「分かってます……そこっ!」バシュ

鷲男「ぬぉあっ!」ズザザ

ハルカはあえて矢の雨を避けられるように射り、自分に向かって突進するように誘導した。

そしてノックバックさせる矢を真正面から当て、鷲男を撃ち落としたのだ。

ソピアの捨て身の作戦を見たハルカも改めて覚悟を決めたのである。

ヒレア「今なら!」

地に伏せる鷲男の背中に、急降下したヒレアの素手が刺さる。

そうして、決着がついた。


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