397: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/05/31(木) 19:32:05.08 ID:iOV+WDJnO
杏子「──さやかっ!」
さやか「!」
もはや、ほとんど意識すら手放そうとしていたさやかだが、杏子の声に我を取り戻す。
振り向くと、そこには息を切らせた杏子が立っていた。
さやか「あんたか……どうしたのよ」
いつもの調子なさやかの言葉に、杏子はほっとした表情を見せた。
杏子「どうしたのよじゃねーよ……心配させやがって」
ため息をつきながら、さやかの隣に座る。
杏子「あいつには、もうお前を襲わないように約束させた。安心しな」
さやか「……そう」
杏子「つれねーな。まぁお前らしいけどよ」
そう言いつつどこか嬉しげな杏子の様子に、さやかの胸が痛む。
どう考えても、隠しきれるとは思えない。
それなら、これ以上だまし続ける方がよほど残酷だ。
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