346: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2017/03/31(金) 21:13:21.57 ID:+D7mP617O
***
同時刻、杏子も異変を感じていた。
杏子(……何かが、おかしい)
街の空気が違う、とでも表現すべきなのだろうか。
理屈ではない。
ほむらとは違い、野性的な勘から正解にたどり着きつつあった。
杏子「……」
ズバアッ
眼前に迫る魔女を一撃で屠りながらも、杏子の表情は険しかった。
杏子(くそっ、嫌な予感がする)
脳裏にさやかの姿がよぎる。
道を違えたとはいえ、放ってはおけなかった。
杏子「……チッ」
グリーフシードを回収し、杏子は街中へと駆け出していった。
460Res/310.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20