342: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2017/02/28(火) 23:53:49.23 ID:dl+eeVL8O
***
さやかには、ひとつの予感があった。
さやか「……」
自身のソウルジェムを見つめる。
もはや、明確に色が変わってしまっていた。
毎日、着実に穢れが溜まっていく一方だ。
しかしだからこそ、ソウルジェムがどれほどまでの穢れを許容できるのか、さやかはまだ知らない。
そのはずだった。
本来なら、見えないゴールに怯えていたのだろう。
しかし、なぜだかさやかにはわかっていた。
さやか(……まだ、ほんの少しだけ、余裕がある)
限界は近い。
それでも、まだ、まだ戦える──
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