僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」
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◆XUMchLPOFg
[saga]
2017/05/08(月) 23:59:37.69 ID:nD7kINwFo
[お別れの時、それは新たな旅立ちの時]
―異国王はすっかり体調が戻りました―
―一行は自分の国へ帰る事にしました―
―見送りは都合で王様と賢者ちゃんの二人と子犬だけになってしまいました―
王様「異国王、国の発展を期待しておるぞ」
異国王「今回は大変世話になった、この恩は一生涯忘れない。私に出来る事なら何でも言ってくれ、惜しみなく協力させてもらおう」
王様「うむ、こちらこそ協力は惜しむつもりはない。いくらでも頼ってくれ」
賢者「異国王様、ご自愛下さい。何かあったらまた私が診ましょう」
異国王「ありがたい、その時には爺のルーラで来るよ。僧侶さんにも宜しく伝えてくれ、旨かったともな。姫、世話になった皆に挨拶しなさい」
姫「王様、今度の世界戦も頑張ってね!」
異国王「世話になった礼を言わんか、バカ者!」
王様「良いのだ、姫からの最大の礼だよ。もちろん連覇するさ、今まで以上の鍛錬をつもりだ。姫も私が教えた訓練を怠るでないぞ」
姫「うん、もちろん」
賢者「爺さん、瞑想の大切さを再確認したよ。ありがとう」
爺「こちらこそ、魔族の強さを知ることができました。敵として会わない事を祈るばかりですな」
賢者「冗談はよしてよ、爺さん相手じゃ楽できないじゃん」
子犬「わん!」フリフリ
異国王「お前との散歩楽しかったぞー、また来るからな」ワシャワシャ
―異国王の一行は帰って行きました―
王様「寂しくなるな…」
賢者「ええ、色々と楽しかったですね。魔王様も仕事が無ければ見送りしたいと仰られてました」
王様「そうだな…、メイドの奴も同じことを言っていたよ」
子犬「…」ショボン
賢者「また会えるよ、もっと大きくなって会おうね」ナデナデ
―異国の発展はこれから!―
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