僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」
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169: ◆XUMchLPOFg[saga]
2017/05/08(月) 23:43:36.22 ID:nD7kINwFo
お待たせしました、投下します



[わんこと生きると朝が早くなります]


―朝6時―


メイド「おはようございます、異国王様。お目覚めはいかがですか?」

異国王「おはよう、良く眠れたよ。こいつに起こされるまでな」

子犬「?」パタパタ

メイド「あら、そうでしたか」クスッ

異国王「少し寒いが、散歩に出かけたい。よろしいか?」

メイド「はい、お付き合い致します」

子犬「!!」ピョンピョン


―子犬は例のごとくリード装備です―


子犬「へっへっ」スタスタ

異国王「空気がうまい、こんな経験久しぶりだ」

メイド「王様は自然と共存する国作りを進めております。自然を愛し、自然の恵みを教授する。時には自然の脅威に曝されますが、それも全て自然の意思表示と考えております」

異国王「…そうだな。人間は神ではない、自然の一部に過ぎん。私の国はそこから意識を変えないといけない」

メイド「異国王様が行動すれば、国民の皆様にもきっとご理解いただけますわ。長い道のりでしょうが、我々も協力いたします」


―王様は魔王の畑につきました―


異国王「ここが畑か、規模が大きい」

魔王「む、異国王か。体の調子はどうか?」

異国王「朝から散歩できるよほどに快調だ、早くから精が出るな」

魔王「それは良かった、野良作業は朝が一番やりやすいのだ。異国王よ、子犬のリードを離してやってくれ」

異国王「わかった」


―異国王は子犬からリードを外しました―


子犬「!!!!」ダダー!


異国王「うわっはっは!元気だな、やはり犬は走り回ってナンボだ」

魔王「ここに来れば離して思いっきり走らせているよ、この時が一番生き生きしているな」


メイド「うーん、わんこ可愛いなぁ…。にゃんこも可愛いけど…」ウズウズ

ネコアイドル「メイドちゃんメイドちゃん、心の迷いは禁物にゃ!アイデンティティがクライシスにゃ!」

プロデューサー「そうかそうか、じゃあお前もクライシスしないように魚三昧ロケに行くから準備しろよー。いいなー、俺も魚食いたいなー(棒)」

ネコアイドル「なんでそうなるにゃあ!?」


メイド「…あの人誰?」


―ファンは辞めてあげないで下さい―


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