キリカ「アーユー ハッピーナウ?」
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68: ◆8hR4QzB4Ro[ saga]
2016/03/17(木) 02:50:01.86 ID:Y1+QE2tL0
キリカ「確かに『誰か』は助けてくれないさ、でもね!」

チル「ちっ!」


声と共にチルの頭上から爪が迫る

気配を察したチルは身を低くしつつ跳躍して避け、さやかとキリカへ向き直る


さやか「キリ……カ……さん」

キリカ「君がどう見てようと『仲間』は助けてくれる!」

チル「ふん……誰かが来るとは思っていましたが、まずは様子見って事ですか」

キリカ「私の後輩が世話になった!君、許されないよ」


キリカも向き直り、両手をだらんと垂らして爪を出した

口元こそ笑っているが、その笑みは嗜虐的なものを感じさせる危険なものだ


チル「それはこちらの台詞です!チルのほっぺは桜色です!」

キリカ「その少しだけ未来から来た魔法少女って感じ……実にハーフボイルドだね」


一瞬の静寂を挟み、チルが仕掛ける

桜色の軌跡を残した神速の踏み込みでキリカの腹部目掛けて拳を連続で突き出す

キリカは距離を取りながら体を左右に揺らしてなんなくかわし、脛を狙って爪を振るう

が、チルがキリカの前腕を蹴り飛ばし

僅かの隙を見逃さず、しゃがみ込みからの蹴り払いで足を救い上げて体勢を崩し、桜色の炎を纏った右手でキリカの胸を突き飛ばした


さやか「キリカさんッ!」

チル「『桜花散華』!」

キリカ「痛ってぇ……」

チル「貴女の身体捌きは大したものでした……でも (キリカ「でも何?」

チル「なッ!?」


チルの目にはキリカが瞬間移動をしたかの如き早さで襲ってきたように見える

しかし、負傷したキリカが正面からチルを仕留めるには『速度低下』込みでも速さが足りない

左へ飛び退いてキリカの切り上げをかわし、足刀で反撃するも跳躍で回避され距離を取られる



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