キリカ「アーユー ハッピーナウ?」
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6: ◆l0O.gyaewI[saga]
2016/02/05(金) 19:18:40.13 ID:19Z0eXcP0

〜病院の屋上〜


杏子「遅えぞ

ほむら「置いて帰ったくせに」

杏子「う……」


スマホで連絡を入れて5分も経っていない

笑顔で先に待っていた杏子に軽く嫌味をぶつけて、それから状況の相談をする


ほむら「さやかの怪我は裂傷を縫ったくらいね、私と同じ程度に見えたから、明日の昼で退院でしょうね」

子「はあ?ほむらも裂傷なの?」

ほむら「右腕の骨が折れたときに飛び出ちゃったの、切り傷だって言い張ったけど、医者はどう思ったのやら」

杏子「まあ、マミがリボンで骨を無理矢理繋いだだけだしな」

ほむら「まどかとあゆむは……会うことも叶わなかったわ」

杏子「だろうな……怪我の具合はどうだって?」

ほむら「会えなかったんだから分かんないわよ」

杏子「は?ナースにでも聞けば良いじゃん」

ほむら「……」

杏子「この人見知り……」


語るまでも無く察してくれるのは助かるが、どうにも負けた気分になる


ほむら「ICCの中だもの……どうせ暫く出てこれないし……」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「まあ良いや……こっちも色々調べたんだけど、どうにもきな臭いが事が多くてな」

ほむら「やっぱり今回の魔女は……」

杏子「あぁ、魔法少女が何かの魔法でけしかけてきた、としか思えねぇ」

ほむら「そう……」


やっぱり……とまずは思って、それから犯人を見つけ次第血祭りにすることを決意した


杏子「取り敢えずマミと織莉子とあたしで街に結界を張った、魔女か魔法少女が近付けばすぐに察知出来る」

ほむら「教会の森と似たようなシステムって事?」

杏子「まあ今回はサイズがサイズだからなぁ、あっち程のステルス性はねぇよ」

ほむら「逆に良いじゃない、余計な喧嘩が減るでしょう?」

杏子「……無害な魔法少女を駆逐する頻度も増えるだろうけどな」

ほむら「汚れ仕事は構わないわ」

杏子「そういう問題か?」

ほむら「そうね、何か効率の良い戦法を考えるわ」

杏子「……」




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