35: ◆l0O.gyaewI[saga]
2016/02/11(木) 10:21:25.98 ID:17k7FRFE0
〜マミの部屋〜
キリカ「それではさやかと、ほむらの退院を祝しまして」
ほむら「……」
さやか「あはは……」
キリカ「かんぱーい」
織莉子「いえー」
ゆま「わー」
QB「キュップイ」
杏子「……」
マミ「……」
キリカ「なんてお通夜ムードだ」
まあ、他の人はもっとお通夜だろうけど……と笑えない冗談を言ってからキリカも大人しく席についた
織莉子「さて、まずは現状の確認ね 」
織莉子が手を叩くと天井から白いスクリーンが降りてきて、写真と文字、正しく言うなら新聞、ネットの記事の選り抜きを表示した
織莉子「賢い大人の皆様は、今回の騒動を反国家勢力……それも海外のスパイによる仕業と見ているわ」
舌を出して悪戯っぽく笑い、織莉子が見出しのいくつかを指して説明する
ほむら「……どうして外国の反日勢力の仕業って事になるんですか?」
織莉子「なんでだと思う?」
ほむら「……ほむ?」
ほむらの惚けた返答にキリカが吹き出しそうになった
マミは意にも介さないのか、二つ目のティーポットに茶葉を入れてお湯を注いでいる
QB「右下の記事を読むと良いよ」
さやか「えーと……『使用された火気類は、去年群馬の米軍駐屯基地から消えたものと使用弾丸が一致』……」
ほむら「ごめんなさい」
キリカ「素直に謝るとは」
テーブルのクッキーをかじりながらキリカが感心した
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