220: ◆8hR4QzB4Ro[ saga]
2016/12/20(火) 13:17:29.12 ID:3gIh0IDh0
底抜けに明るい声色で元気に挨拶するこの女性は……どうやら誰も知らない
みちか「わたくしは脳外科医学の研究部門……即ち、脳科学の権威(オーソリティ)神近 みちかよん!みんなはちかみち先生って呼ぶわ!」
赤が強めの茶髪を短く切り揃えたおかっぱ頭に、適当なトレーナーとジーンズに白衣を着て、なぜかネクタイをしただけの女性に権威なんて大したものは誰も感じない
あゆむがもう少しお洒落に気を遣うならば、髪形位はショートボブという言い方もあるが、そんなものは誤差で威厳が無いことには変わりない
えりか「……誰?」
ゆうか「何コイツ……」
あゆむ「うぜぇ……」
みちか「あ・な・た・が!葉月あゆみちゃんね!?」
あゆむ「…………」
余計な詮索は聞きつけないとばかりに強い語調で語り始める
イラっと来たのは隠さないが、それを気にする性格ではないだろう
みちか「ねえねえ!貴女、高レベルのアソシエイターって本当!?」
ゆうか「……!!」
えりか「あそしえいたー……?」
二人の反応は対照的、あゆむはあくまで無言を貫く
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