キリカ「アーユー ハッピーナウ?」
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21: ◆l0O.gyaewI[saga]
2016/02/05(金) 19:39:32.68 ID:19Z0eXcP0

せつな「そんな表面上の話はどうでも良いんだよね」


せつなの指輪が僅かに光る


せつな「本音の下の心の音を聞かせてよてよ……ねえねえ?」


両手を合わせて頬の横へ

ぶりっ子ポーズだが、目が一切の笑みを含んでいない


神帰「貴様が魔法少女だからだ――なに……?」

せつな「驚いてるの?」

神帰「……貴様……!」


思わず回答した……と言った様子ではない


せつな「魔法少女相手に人間が本音を隠すのは簡単じゃないよ……でしょでしょ?」

神帰「っ……!」


一瞬頭の中をグルッとかき混ぜれた様な感覚が走る


せつな「この街には魔法少女が他に居るって事だよね?何人居るの、かなかな?」

神帰(バインドスペルの類いか……!文節を繰り返す事で、その質問に強制で回答させる……!)

神帰「確認、出来るのは……目の前に……一人!」


自身の口から出る言葉に最大限の注意を払い、一文節ずつ確実に『回答』する


せつな「お、もう気付いて対策してきた」


せつなの指輪が更に怪しく輝く


神帰「……!!」


のぼせたのかと錯覚させる程頭の中が熱を持つ

ぐわんぐわんと視界が揺れ、首が座らなくなった様にグラグラ揺れる


せつな「まあ私の魔法って、脳味噌のホルモンを物理的に調節する方も得意だから」

神帰「く……そ!!」


何をされたのか、何となく察した

頭の中を本当に引っ掻き回されたのだ


せつな「うってがえしは聞かないよ〜だ!」

神帰「ぐ……っ……!最、低でも……四人……!」


薄れる意識の中でせつなの質問だけがガンガンと木霊し、無意識に浮かべた言葉が口をついてしまう


せつな「ふむ、あんたの目的はなーに?」

神帰「人、間の……進化……と……!」

せつな「と?」

神帰「っ……平和で効率的な社会……!」

せつな「わお素敵!……で、魔法少女はどう関係するのかな?」



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