180: ◆8hR4QzB4Ro[saga]
2016/08/26(金) 02:51:36.69 ID:XmG2/6mK0
チル(せめて……最期に、一花……!!)
右腕の炎を凝縮させ、粒子間の加速から生まれるスパークがキリカの体内を焼く
自身の身体すら爆弾に使った必滅技『血吸い桜 』
マミ(やっぱり駄目ね)
それも隠れていたマミが通り抜けに放ったただの一閃で頸動脈を断ち斬られ、力の抜けた身体が崩れ落ちるばかりとなる
チル「ぇ…………?」
チル(さつき姉、敵……討てませんでした……めい、独りにしてしまって……ご……メ――
死んでしまうその瞬間……いや、死ぬと思った直前で自らの過ちを感じ取り、チルの魂が濁りきって魔女が産まれる
QB「『日傘の魔女』その性質は『自己満足』」
マミ「傘は要らない、荷物になるだけだから」
『日傘の魔女 サクラ』の結界は常夜の空に美しい満月、吹き抜けるような草原、そして舞い散る桜吹雪と三日月の写る綺麗な泉、その近くで寄り添い、静かに月を見上げる雌雄の狐は使い魔だ
QB「そうかい?」
マミ「どうせ、いつかは止む雨だもの……元気よく、濡れていきましょう」
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