154: ◆qR2kQmXS4yQy[saga]
2016/06/26(日) 01:26:39.83 ID:8LGdaXlz0
新たに玉子を割って開け、さっきよりも圧倒的に素早くかき混ぜて、七味唐辛子と鍋の汁を少し入れる
出来上がったそれは泡がごぼごぼと浮かび上がり、その泡だけをれんげで掬って自分の皿に混ぜてからほむらに押し付ける
ほむら「結局玉子じゃない……」
せつな「良いから食べ〜るべるべるべるべっと〜」
ほむら「……」
適当に入れ込まれた肉を食べる……なるほど、溶いた生玉子に有りがちなブヨブヨと後を引く物はなく、黄身のしつこい臭いは七味唐辛子によって打ち消されている
せつな「うっうっウマウマーっていって良いのよ?」
ほむら「……」
せつな「さあさあ!折角鍋をつつき合うのだから、胸の内をどぅーんと話してごらん?」ドン!
ほむら「……貴女はどうして魔法少女になったの?」
せつな「嫌な事がありすぎたのでぜーんぶぶち壊したのさー」ケラケラ
ほむら「…………」
せつな「あー分かった分かった、真面目に話すよ」 コホン
ほむら「…………」
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