提督「提督座談会第?会場」【参加型安価】-SS速報VIP

提督「提督座談会第?会場」【参加型安価】

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71: ◆4RURkOYFQw[saga]
2016/02/04(木) 12:02:23.47 ID:Ump5N6N30

紫電提督「紫電提督だ」

鈴谷「鈴谷だよー」

柿夕「柿夕ヨ」

提督「とりあえず報告はないかな？お題から行くか」

【豪腕豪腕いうけど実際問題どの位豪腕なの？】

提督「はいこの質問ですが、そうですねとある深海棲艦との戦いの様子を」

その場に居合わせた航空巡洋艦鈴谷は後にこう語る

鈴谷「すごかったよ、その時の長月は変な装備だったんだけどね？ドラム缶（爆撃用）、ドラム缶（捕獲用）、ドラム缶（殴打用）の三つを装備しててさぁ、え？見た目？いやいや長月がそう言ってるだけで普通のドラム缶（輸送用）だよ？」

鈴谷「うんそう、一応爆撃用だけ中に何か詰めてたかな？蓋もしてたし、音からすると多分鋼材か何か？金属音がしてたから、いやいや無理無理無理！試しに持とうとしたけどビクともしなかったもん、長門さんなら何とか動かせるってくらいじゃないかな？」

鈴谷「うん出撃してね、まずそこで目を疑ったよあれは、沈んじゃうんじゃないかな？って思ってたんだけどね？そのドラム缶、持ってたの……うんそう、こう片手で掴みあげて担いでた、それで反対の手で後二つを曳いてたね、うん無理！絶対出来ない」

鈴谷「それでね、どう使うのかな？って思ったら使わないの全部、何で？って聞いたらこれは敵の主力相手に使う物だって、途中の相手は全部普通に殴り飛ばしてたよ……うん片手で担いだまま反対の手でね、被弾？しないよ？うんそれ持ったままヒョイヒョイ避けてた」

鈴谷「それでね？敵の主力のとこに着いたんだ、そしたら長月がね？振り回し始めたの、え？爆撃用のドラム缶だよ？あっゴメンゴメン忘れてた、普通のドラム缶と違ってロープじゃなかったんだった、こんなぶっとい鎖を巻き付けててね、それの端を掴んで振り回し始めたの、こうバケツでも振り回す感じで、うんそんな感じ」

鈴谷「なにしてんのかな？って思ったけど戦闘中でしょ？とりあえず瑞雲飛ばしてさ、そしたら私の瑞雲の横を飛んでったの、え？何がって？ドラム缶だよ？うん爆撃用の……そうそう、どのくらいって……少なくとも私の瑞雲よりは早かったんじゃないの？」

鈴谷「……うん当たったよ、そしたらその勢いで敵の戦艦棲姫が吹き飛んでさ……帰って来なかったねそのまま向こうの方に着水して浮かんでこなかったよ、うん長月以外みんな固まってた、私達も敵も」

鈴谷「その後はすごかったよ残った二つを掴んで走り出してさ、敵の砲撃なんて当たりもしなかったね、え？私達？もちろん撃ってたよ？まぁあんまり意味がなかったぽいけど、長月？まず敵の目の前まで行ったら跳んだよ……んー遠目だったからわかんないけど２ｍくらいは跳んでたんじゃないかな？え？違うって上にだよ、私の頭よりも高く跳んでたっぽいから、うんドラム缶二つ掴んだままでね」

鈴谷「それでまず殴打用の方だと思うんだけどね、そのまま振り下ろしたの、こんな風に上から下に、そうそうそしたら当たったル級が沈んでね、いやいやそんなんじゃなくて、こう当たった瞬間にそのまままっすぐ沈んでったの……そうそう飛び込みとかでプールに飛び込む瞬間みたいな、あんな感じで一瞬でドプンて」

鈴谷「そしたらそのドラム缶投げ捨ててね、左手に持ってた多分残ってる捕獲用だと思うけど、それを敵の砲撃を避けながらさ、そうそう目の前で撃たれてもあっさり避けてたよ、それでその捕獲用ドラム缶で殴りかかったんだよね、いや正確には殴りかかった用に見えた、かな？」

鈴谷「うん違ったの、長月の狙いはね殴る事じゃなかったの、こう被せたの、敵の旗艦を狙ったんだけど横にいた戦艦棲姫が庇ってさ、戦艦棲姫の頭からすっぽりとね、元々そのつもりだったみたいね捕獲用だし」

鈴谷「まぁそれで終わりかな？って思ったらさ、違ったの……うん単に動きを封じるだけだったみたい、どうしたのかって？殴ったんだよ……いやドラム缶の上から、そう遠目だからわかんなかったけどヘコんでたよ、え？何でってそりゃ当然じゃん、何度も殴る度に遠目でも分かる勢いでドラム缶が変形してたからだよ」

鈴谷「それで砲撃戦が終わって雷撃戦に入るじゃん、そしたら長月ったらさ目の前にいたヲ級を掴んでね、え？魚雷？あぁ違うって、長月の雷撃戦はいっつもアイアンクローだよ？そうそうそれでヲ級を掴み上げてそのまま振り回して海面に叩きつけてたよ、あっ言い忘れてたけどここまで皆沈んでいってそのままだからね？上がってこなかったから」

鈴谷「それでさ、最後に１人残ったんだよね、敵の旗艦がさ、え？そりゃ私達だって攻撃してたんだから、もう１人は私達が落としたよ、旗艦はまだ全然だったけどさ、まぁ長月の号令で入ったんだよね、うん夜戦に、久々に本気になったって言ってたけど、何かもうね、可哀想だったよね、あれはもう敵が」

鈴谷「まぁ兎に角夜戦でね長月がまずそのまま相手の前で横にこう動き始めたの、横８の字でいわゆるデンプシーロールだね、そうそう敵？あぁそうか言ってなかったよね、戦艦水鬼だよ、それでまぁ当然相手ももう死に物狂いっていうのかな？兎に角長月に向かって砲撃してたよ、まぁ当たらないけどねデンプシーロールしながら避けてた」

鈴谷「それで長月が懐に飛び込んで殴ったの右手で、吹き飛んだよ？少しだけ……いや違う違う、吹き飛んでる途中で左手で殴って反対に飛ばしてさ、そうそう左右にすごい勢いで、それで最後に左のアッパーで浮かしてさ……いや、多分４メートルくらいかな？うん上に向かって４メートルくらい」

鈴谷「え？終わり？いやまだだよ？落ちてくるでしょ？当然、そしたらそこに狙いすました右のジョルトがね、そうだね……多分２０メートルくらいかな？まっすぐ吹き飛んでから着水して、そのまま沈んでったの……それで海域クリアだよ、え？一回目の出撃だよ？うん一回目で戦力ゲージって奴？削り切って戦艦水鬼沈めて終わり、まぁ普通は不可能だよね、うんこれで全部、あっ終わり？んじゃ早速謝礼の方を、これこれ！このケーキ食べたかったんだぁ」

　ーーーーー

提督「以上が目撃した鈴谷の話だ」

鈴谷「美味しい！」

提督「……まぁ全力でなくてそのくらいと思ってくれ」

柿夕「全力ジャナイノ？」

提督「海の上だからな」

柿夕「エ？」

提督「背負ってる艤装が邪魔だろ？だから動きにくいから全力は出しにくいそうだ、海の上に立つ為に艤装は必要だから、実質足枷や拘束具になってんだよ長月の場合艤装が」

柿夕「……ウンソウナンダ」

提督「だから本気で戦えるのは地上戦、つまり地上型の深海棲艦相手になら本気でやれるんだよ」

柿夕「……サスガニチョット同情スルンダケド？司令官」

提督「俺もだ」

鈴谷「美味しいなぁ、あっ踏んでたら下だよ」

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