4: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/17(日) 16:28:02.96 ID:dgAO+BAa0
6月終わりのある日、俺は1人でその廃校の沼の前に居た。
たまたまその日は遊びに行こうと思って同級生に声を掛けても誰も捕まらなかったのだ。
誰か来ていないかと期待をして行ったが残念ながらその日は誰もいなかった。今の様に携帯やLINEで連絡を取り合う様な時代では無い。
学校や家の近所の公園や原っぱに行けば誰か彼か遊んでいる。そんな長閑な時代だ。
誰も来ておらず遊ぶ相手がいないと分かった自分は落胆して来た道を戻ろうとしていた。
沼の畔の女の子「1人で来たの?」
声を掛けられた事にびっくりして振り向くと、そこには小さな女の子が立っていた。
白いワンピースに映える健康的な肌色で髪は横で縛りサイドテールにしていた。自分と同じ小学生2-3年生くらいだろうか?
何度かここにきているが今まで見た事が無い女の子だった。
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