ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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81:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/08/19(金) 02:18:09.86 ID:PL2otzEv0

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大槍一閃、魔獣が一掃され、魔獣の結界は錆の浮かんだ廃工場でしかなくなる。

「佐倉、杏子か?」

ドン、と槍の石突で床を叩いた杏子が、背後から声を聞いた。

「この辺には現れない、と思っていたが」

そんな言葉を聞きながら、
杏子は背後に現れた集団に魔獣のキューブを放った。

「最近この辺で売り出し中の魔法少女パーティーってあんたらか?
あたしも面倒はごめんだからなるだけ近づかなかったけど」

「まあ、そういう事になるだろうな。
私は朱音麻衣。風見野で槍を使う凄腕、佐倉杏子と言うのは?」
「佐倉杏子はあたしだけど。
それで、ちょっと聞きたいんだけど、人見リナってそっちの関係か?」

次の瞬間、杏子は胸倉を掴み上げられていた。

「お前、何を知ってる!?」
「美緒っ!?」

麻衣が叫び、美緒と言う魔法少女は杏子に振り解かれていた。

「やるってーの?」
「風見野でも利己的な魔法少女って聞いてる。
リーダーをどうかしたのかっ!?」

槍を持ち直した杏子に美緒が叫ぶ。

「やめなよっ!」
「よせ美緒っ!
仮にも風見野の一匹狼で名の通った相手だ」

グループの一人佐木京がおろおろと叫び、
麻衣も強く制止する。


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