ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
1- 20
46:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/02/17(水) 14:51:44.95 ID:8gLkL7sQ0

「………そう、分かった」

どこか、底に冷たいものを漂わせた千里の答えを聞きながら、
ほむらにもなんとなく話の筋が読めて来た。
女子校育ちで少々疎い、とほむらは自覚していたが、
つまり、千里の学校の誰それが、と言った辺りの事で、
顔見知りで学校が同じほむらに探りを入れて来た、と言った辺りだろう。
どちらにしても、ほむらとしては余り深入りしたくない類の事だ。

「お手間を取らせたわね。じゃあ」

千里がくるりと踵を返し、ざっざっと前進する。

「それじゃあ」

亜里紗もその後について行く。
ほむらから見て、本来危険人物と見ていた亜里紗は千里を追うばかりで、
むしろ優等生タイプの千里がどこか剣呑なのが気にかかった。
むしろあのタイプこそ、こじれたら面倒だ。

「えーっと、千里」

亜里紗が、ざしざしと前進する千里に後ろから声を掛ける。

「なんか、背中が物語ってるって言うか、
今、この辺に魔獣とか出てたっけ?………」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
237Res/255.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice