ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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196:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/20(月) 02:14:25.24 ID:iAJJyARm0
それでは今回の投下、入ります。

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>>194

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「こちらの意思は伝わったわね。今すぐの返事は期待していない。
一度電話を切るけど、その後で鹿目まどかがそちらに電話を掛ける。
それ迄の間に余計な事が起きたら、
銃器、爆薬その他で武装したこちら側の人間が
中流よりやや上の平凡な住宅内で死に物狂いで抵抗する事になるでしょうね」

仲間の魔法少女達が救出に来る少し前、
鹿目まどかの寝室を家ごと占拠していたレディリー=タンクルロードは、
そう言って一度電話を切っていた。

「あ、あのっ」
「何かしら?」
「どうして? どうしてこんな事を?」

「聞いての通り、それを簡単に説明出来るぐらいなら
最初からこんなリスキーな事はしていない。
私の事は、どの程度知っているのかしら? 鹿目まどか?」

「科学の学園都市の天才少女で、凄く大きな経営者だって」
「まあ、そんな所ね。だから、あなた達マギカを相手にしても、
単純な武力では済まない力を持っている。
その事は覚えておきなさい。大事なものを守りたいのならね」

「本当に、パ………父や母、弟には?」
「ええ、手を出すつもりはないわ。
倫理上、感情的な問題も当然あるけど、それ以上にメリットが全くないもの。
だから、私達に、あなたの大切な家族、
あなた自身を盾にする様な事をさせないで鹿目まどか」

そう言って、レディリーはすたすたと
その小柄な姿をまどかのいるベッドに近づける。


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