ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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189:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/16(木) 03:41:05.86 ID:IzspGz4I0

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「多分、向こうの思う壷な展開ねっ」

夜の住宅街の一角で、美国織莉子の手を引いていた
暁美ほむらは吐き捨てる様に言った。

「この夜中に街中で大爆発。
まどかの家にはまだ距離もあるのに、警察も介入するから迂闊に動けない。
そこから時間停止で脱出したから魔力もギリギリよ」
「それで痛み分けって結果も厳しいわね」
「勘違いしないで、膠着状態から助けてくれた事には感謝してる」

苛立ちが頂点に達している事を自覚するからこそ、
ほむらは頭を下げていた。

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「美樹さんや他の魔法少女達を攫った理由を説明していただけるかしら?
当たり前だけど、
それだけでこちらは大変な迷惑をこうむったし恐怖も覚えた。
言わないと分からないかしら?」

「したくても出来ないわね。
だって、こちらでも理解していないんですもの」
「話にならないわ」
「じゃあ、一戦交える?」
「まともに返答出来る状態? すぐに人質を解放して」

「ええ、これ以上誰にも危害を加えるつもりはない。
話が終わったら無傷で解放するわ。
だから少し、順を追って話をしましょう」
「聞かせてくれる?」

言いながら、ここまでの展開でまともな説明等期待出来ない。
期待するのは時間稼ぎ、仲間の暁美ほむらは
人質籠城事件であれば万能に近い相性。
とにかく平穏に時間を稼ぐ事、巴マミは心の中で深呼吸をする。


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