ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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114:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/11/10(木) 01:56:47.32 ID:t3CPdH3c0

「分かりました、今、詳しくお話しします」

マミは、そう言って静々と接近して来る里美をじっと警戒する。
すぐそこまで接近していた里美とマミの距離が、
ふいっ、と急接近していた。

「!?」
「そう、そのまま銃を床に置いて両手を上げて、動かないでちょうだい」

里美は、里美の指示に従うマミからじりじりと距離を取る。

「!?」

里美が、ざっ、と飛び退いたが、
近くの曲がり角から飛び込んで来た光弾は、巴マミを直撃していた。

「!?」
「チェックメイト」

里美がハッとその意味に気付いた時には、
懐に飛び込んで来たマミが里美の顎の下にアンティーク拳銃の銃口を差し込んでいた。

「喋らないで下さい、喋ったら容赦なく撃ちます」

曲がり角から現れた詩音千里が銃口を向けて言う。

「巴さん、ここでの尋問は危険です。この手の能力には心当たりがある。
喋らせないでカガリに引き渡して口を割らせるべきです」
「分かった、わっ!」

その時、ざっ、と振り返ったマミの召喚した大量マスケットの銃弾と
飛来したミサイルが衝突、爆発した。

「えっ、えほっ!!」

周囲が煙に包まれ、気が付いた時には里美の姿は消失していた。


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