加賀「提督……あなたのスタンドは……この世の何よりも優しいスタンド」
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92: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2016/04/16(土) 22:28:43.56 ID:fEYujdtkO

「一応よぉ、妖精も一緒に戦ってるだろ? だったらなるべく気持ちよく戦って貰いてーと思わねーか?」

「気持ちよく……っすか?」

「ああ、……今は昔と違うんだ。油よりも兵隊の方が安いとか、そんな事も言いたくねえ」

「天龍、おめー……」

「少し思っただけだぜ。少し……少しだけどな、少し」


 何となく気まずそうに、目線を反らしてボリボリと頬を掻く天龍。

 心なしか頬が染まり、渋いものでも口にしたかの如く唇を波立たせる。

 それを見た仗助も……暫しの沈黙の後、よっしゃと手に拳を打ち付け立ち上がった。


「グレートだぜ、天龍! そうと決まれば、とっとと問題解決するしかねーよなぁ〜! 早けりゃ早い方がイイ!」

「……いいのか、提督?」

「なーにしおらしくしてるんスか! んなのおめーのキャラ『らしくね』ーってモンじゃあねーかよぉー!」

「ああ、だな! そうと決まれば――」


 立ち上がった二人の視線の先――突き出された加賀の手。

 というより、襟首を捕まえられた卯月。


「やりました」

「……グレート」

「……世界水準軽く越えてやがるぜ」




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