加賀「提督……あなたのスタンドは……この世の何よりも優しいスタンド」
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7: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2016/01/01(金) 22:39:06.39 ID:e3MAfn1io

 この街にいるのは――今は人でなく、『妖精』。

 そして、手元にあるのは妖精に頼みごとができる『コイン』。


(賭けの時にコインを持ち上げる事ができるように……『持ち上げて』『一時的に裏向きにする』っつーのを妖精さんに頼み込むために……)


 仗助が行ったのはただ一点――――仕掛けはすべてその為に。

 そのまま倒せるならばよかった。だが、目の前のポーカーフェイスの青年は、そう一筋縄で行くような人間の筈がない。

 だからこそ実に単純に。

 攻撃は『相手に潰させて油断させる為に』。そして、何よりも、『時間を稼ぐ』為に。


(仕掛けさせてもらったぜ……)


 仗助の仕掛けに応じてコインの存在を知った妖精が――このテーブルまで来るための時間を。

 あとはナプキンを持ち上げてから、『頼んだ』通りに……。

 何度も、『ジョニィが賭けを外す方』と『頼んだ』ように――――それが実行される隙を作るだけだった。


(『空いた家屋にいるはずの妖精さんにコインの存在を知らせるため』に、『依然変わりなく』、最初からよォ〜〜〜〜〜〜〜)


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