一夏「 こ れ は ひ ど い 」
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520:名無しNIPPER[saga]
2016/08/29(月) 18:08:32.70 ID:/kHZcr9H0
スコール「ッ……」ギリッ

スコール(どこかに枝さえ付けられれば……そこから……通信……ナノマシンネットワーク……武器管制……暗号……素数を元にランダム……よし、ICEをーーーなっ!!?)

スコール「チィッ!」バキッッ

スコール(どこまでいってもイタチごっこね……どれだけダミーとウイルスを送っても解析される……加えて防壁は完全なオリジナル……まるでリードボックス……無線状態のこっちに比べて向こうは有線……)

サラ「ハッキングはあまり芳しくないようですね」フォォォォン

スコール「あなた……ISを……」

サラ「カメラの死角になっていますので心配ありません。貴女方の体温冷却には及びませんが十分冷風と呼べるものではあるかと思います」フォォォォン

スコール「私はいいわ……それは他の子達に……してあげて頂戴……」

サラ「しかしーーー」

スコール「犬畜生と……未来あるIS学園の生徒……どちらの方が……価値があるかしら……」

サラ「……」

スコール「分かったら……早く行きなさい……」

サラ「そうさせて頂きます。しかし、様子を見てまた戻ってきます。それでは、失礼します」スクッ

スコール「……」

スコール「……お馬鹿な騎士さんね」クスッ

スコール(……遠回りするしかないわね……ゴールデン・ドーンじゃなくてファントム・タスクのシステムから……)


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