877:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 20:20:45.89 ID:f99GTpNXO
律子(……そうよ、そうだった)
律子(自分を責めることなんて後からでもできる。春香を守りたいのなら、恨みに任せちゃだめ。思考を停止しちゃだめ!)
律子(考えなさい、律子! きっと打開策はあるはず!)
律子(何か……今の状況を変えるような策が……)
クルーヤ「何を考えているのかな? ボクを倒す算段か、それとも逃げる方法?」
クルーヤ「分かっていると思うけど、逃げるのは不可能だよ」
律子「ちょっと黙っててください!」
クルーヤ「あっ…………はい」シュン
律子(……そういえばクルーヤさんが言ってたっけ。ヒントがどうのって)
律子(確か、『メテオは封印されし魔法である』、『光あるところに闇あり。その逆もまた然り』、『天より降り注ぎし隕石、赦されざるものを討ち滅ぼす』……だったわね)
律子(あの人が私にヒントを出したタイミングを考えれば、これらはメテオを使いこなす為のヒントと捉えることができる)
律子(封印されし魔法……光あるところに闇あり……天より降り注ぎし隕石……)
律子(………)
律子(……これって、まさか……)
『……お父さんの娘であり、私が尊敬する大好きなお姉ちゃんですっ!』
律子(……あ……!)
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