862:名無しNIPPER[saga]
2017/11/04(土) 22:06:27.28 ID:Ijlr45TlO
ダークバハムート「……済まぬ。お前がそこまで初だとは思わなかった」
貴音「うぅ……その様な、あ、愛の言葉、言われたのは初めてです……」
ダークバハムート「ふ……」
ダークバハムート「……矢張り、我には後悔などない」
貴音「…………ばはむーと殿?」
ダークバハムート「お前は我がコトリに敗れ、闇へ堕ちたことに責任を感じている。或いは、神ですらなくなったことにも」
ダークバハムート「だが、それで良かったと我は考える」
ダークバハムート「何故なら、愛がこの様に素晴らしいものだと気づくことが出来たのだからな」
貴音「…………」
ダークバハムート「待つ時間は焦がれ、想いを馳せると寂しさと愛おしさの入り混じった何とも言えぬ気分になる」
ダークバハムート「だが、その辛さが会った時には天に昇る程の快楽へと昇華する」
ダークバハムート「本当に不思議な感情だ」
ダークバハムート「……それに気づかせてくれたのは、お前だ、タカネよ」
ダークバハムート「お前は我を救うことに固執していたようだが、それは全て無駄だったのだ」
ダークバハムート「何故ならば……我は最初にお前と出会った時点で既に救われていたのだからな」
貴音「その様な、勿体ないお言葉……!」
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