694:名無しNIPPER[saga]
2017/04/09(日) 07:38:07.14 ID:yKLskMaYO
貴音「………」
貴音「………」
貴音「…………ぅ……」
ダークバハムート「……ふむ、まだ息はあるな」
貴音(か、体が……焼けるように……)
貴音(『しぇる』を使いましたが、まさに焼け石に水でしたね……)
ダークバハムート「その状態でも魔法のひとつは使えるであろう?」
ダークバハムート「回復せよ。続けるぞ」
貴音「………」
貴音「……けあるが」
シャララーン! キラキラキラ…
貴音(片や児戯の如き稚拙な魔法、片や全てを照らす太陽の輝き……越えられぬ壁……)
貴音(ばはむーと殿にだめぇじは殆ど無いように見受けられます)
貴音(『本物と付け焼き刃の違い』……)
貴音(……ふふ、小鳥嬢の分身に向けて言った言葉がそのまま自分に返って来る思いです)
ダークバハムート「……絶望したか?」
貴音「……いえ」
貴音「たとえ越えられぬ壁であろうと、わたくしは進まねばなりません」
貴音「それが友と、この世界の人々との約束なのですから……!」
ダークバハムート「……ククッ!」
ダークバハムート「お前は降りることは出来ない」
ダークバハムート「世界など最早関係ない。これは我とお前との因縁だ」
ダークバハムート「さあ、もっと舞ってみせよ……!」
貴音「…………参るっ!!」
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