P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
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583:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 22:05:57.16 ID:2zaNk/pmO

千早「ソフトクリームというのは……そうね、甘くてふわふわで、食べるととても幸せな気持ちになれる、良いものよ」


月の女神「甘くてふわふわかぁ……。いいなぁ、私も食べてみたい!」

月の女神「それでそれで? ビジュツカンっていうのは?」


千早「絵画や彫刻などの美術品を展示している場所よ。そこでいろいろな作品を見て、アーティストとしての感性を磨いているの。そういうことが、歌の表現力を高めることにも繋がると思うから」


月の女神「えっと、よく分かんないけど、チハヤはあーてぃすとっていうのになりたいの? あいどるじゃなくて?」


千早「それは……」

千早「私にとって、アイドルというのはただの通過点に過ぎないから。いずれはアイドルを辞めて、ひとりの歌い手として活動していきたいと思っているの」


月の女神「あ、知ってる! 歌を歌うのは吟遊詩人っていうんでしょ? 青き星にいるって聞いたことあるよ!」


千早「吟遊詩人とは少し違うかもしれないけれど……」


月の女神「そっかぁ、チハヤは歌が好きなんだねー」

月の女神「なんか、チハヤのことを少し知ることができて嬉しいな!」ニコッ


千早(本当に嬉しそうな顔をするのね)


月の女神「……私ってさ、生まれてからずーっと月で過ごしてきたから、この月以外の世界のことは、なーんにも知らないんだぁ」

月の女神「それに、ここには私と同年代の子なんて全然いないし」

月の女神「だから、チハヤのお話が聞けて、私嬉しかったよ?」

月の女神「えへっ、ありがとう、チハヤ!」ニコッ


千早(……そんな顔をしないで)

千早(今から私はあなたを倒さなければならないのに……)


月の女神「ゴメンね、時間取らせちゃって。続き、しよ?」チャキッ


千早「………」チャキッ




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