460:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 20:36:14.08 ID:VsHkcvNIO
春香「ここ、何階くらいなんだろうね? なんだかさっきいた階とはずいぶん雰囲気が違うような……」キョロキョロ
千早「そうね。体感的には地下7、8階といったところじゃないかしら」
春香「ええぇえっ!? 私たち、そんなに下まで落ちてきたの!?」
千早「勘だけど、おそらくそんなにズレてはいないと思う」
春香「はー……。千早ちゃんがいなかったら私、どうなっちゃってたんだろ……?」
春香「千早ちゃん、ホントにありがとうっ!」ダキッ
千早「え、ええ……///」
千早「……ともかく、先へ進みましょうか」
春香「そうだね」
千早「それじゃ、行きましょう」クルッ
スタスタ…
春香「あ、待って、千早ちゃん」
千早「……どうしたの? どこか痛む?」
春香「そうじゃないんだけど……」
春香「その……手、つないでもいいかな?」
千早「えっ……」
千早「そ、そんな……こんな時にそんなことをしている場合ではないと思うわ」カァァ
春香「それはそうかもしれないけど……」
春香「でも、千早ちゃんも分かってるでしょ?」
春香「私たち、この先ずっと一緒にはいられないかもしれない。いつ親衛隊が襲ってくるかも分からないし」
千早「………」
春香「少しの間だけでいいの。ねっ? お願い」
千早「……仕方ないわね」スッ
春香「えへへっ、さっすが千早ちゃん!」ギュッ
897Res/925.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20