456:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 20:19:05.75 ID:VsHkcvNIO
リルマーダー「行かせないぞっ!」
ヒュンッ
やよい「はわわっ!」ピタッ
伊織「ムラサメ、やよいを護りなさい!」
…パキィン!!
やよい「伊織ちゃん、ありがとう!」
タタタタ…
伊織(……しっかりやるのよ、やよい)
リルマーダー「……ちぇっ、一人逃がしたかー」
リルマーダー「でも、お前らはコトリ様の元へ辿り着くことはできないんだぞ!」
リルマーダー「なんたって地下10階にはバハムート、地下11階にはクルーヤがいるからな!」
伊織(弱い犬ほど……ってヤツなのかしら。訊いてもいないのにベラベラしゃべってくれるわね)
伊織(ま、情報は有り難く受け取っておくけれどね)
伊織(それにしても、バハムートってのは貴音から聞いていたけど、クルーヤっていう名前は初めて聞いたわ)
伊織(そいつも私たちの敵ってことなのね)
リルマーダー「それにしてもお前、あの召喚士を先へ行かせたことを後悔すると思うぞ?」
伊織「は?」
リルマーダー「この下の地下7階はじいさんが守ってるんだ。きっとあいつ、じいさんに簡単にやられちまうだろうなー」
伊織「……聞き捨てならないわね。やよいがやられるですって? そんなことあるわけないじゃない!」
伊織「今のやよいに敵うヤツなんていないわ!」
リルマーダー「ふーん……ま、どっちでもいいけどよ」
リルマーダー「とりあえず……始めようぜ!」チャキッ
伊織「そうね。さっさと終わらせるわ!」チャキッ
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