P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
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430:名無しNIPPER[saga]
2016/09/24(土) 23:56:12.38 ID:MBd2/upBO
ー 月の地下渓谷 B2F ー


スタスタ…


律子「………」


春香「……お姉ちゃん、あずささんのこと、気になってるんですか?」

律子「………」

伊織「アンタまさか、あずさの言ったことが理解出来なかったわけじゃないわよね?」

律子「……あずささんの言う通り、あの熱線って攻撃は生身の身体にかすりでもしたら致命的なダメージになる」

律子「逆に言えば、生身の身体ではないあずささんはあのレッドドラゴンと相性がいいってこと」

律子「かなり合理的な判断だったと思うわ」

伊織「……何よ、ちゃんと分かってるじゃない」

伊織「あずさは犠牲になったんじゃない。あの場面で考えうる限りの最良の選択をしたのよ」

春香「だから、お姉ちゃんが気に病むことじゃありません」

律子「……ええ、それは分かっているんだけど……」


律子(やはり、こうなってしまったか)

律子(あの時ハミングウェイの洞窟で別れた響たちの話も総合すると、親衛隊の数は10体)

律子(それに貴音と因縁があるっていうバハムートとかいう竜も合わせて、敵は全部で11体)

律子(こちらが数で上回っているとはいえ。あの魔物たちは地球で戦った小鳥さんの四天王よりも強い)

律子(本当なら何人かずつでフォローし合いながら撃破していくのが理想だったんだけど……)

律子(でも、あずささんの判断は間違っていない。いえ、伊織の言う通り最良の判断だったと言える)

律子(……もう、信じるしかないわね)




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