351: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/07/31(日) 14:15:55.18 ID:uFHmjAGF0
ー 月の地下渓谷 B10F ー
クルーヤ「……というわけで、クジを用意しました。覚悟が決まった子から引いてね」
リルマーダー「よーしっ! んじゃまずはオイラが……」
レッドドラゴン「待て待て。ここは特攻隊長であるオレ様がだな」
リルマーダー「特攻隊長はオイラだかんな!」
レッドドラゴン「なんだとこのクソチビ!」
ベヒーモス「こらこらこら、ケンカするんじゃないよ」
プリンプリンセス「そうですわ。たかがクジ引きではありませんか」
月の女神「でも、これで誰がどの階を守るか決まるんだよね?」
レッドドラゴン「そうだぜ。だから重要なんだ。こーいうのは一番最初に引いた方がいい階をゲットできるに決まってんだよ」
プリンプリンセス「理解に苦しみますわねぇ……。所詮は運ではありませんか」
リルマーダー「運なんかじゃねーよ! 選ばれし者は、選ばれし運命を背負ってるんだ。このオレ様みたいにな!」
リルマーダー「だから一番にクジを引くのはこのオレ様だっ!」
ブルードラゴン「……いや、その理屈だとそなたはどの順番で引いても結果は変わらないはずなのではないか?」
リルマーダー「あっ……そっか」
金竜「しかし、地下1階を引き当てることが出来れば確実にあいどる共と戦えるのも事実。彼女たちは上から降りてくるのだからな」
銀竜「うむ。下の階へ行くほどあいどる共との遭遇率は下がるわけだな!」
レッドドラゴン「地下1階はオレ様が引き当ててやんぜ!」
リルマーダー「いいや、オイラだっ!」
金竜「否、我である!」
月の女神「うーん……だったら私も上の方の階がいいなぁ」
ワイワイガヤガヤ…
ベヒーモス「………」
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