335: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/07/30(土) 20:40:30.50 ID:cqJZ38jz0
春香「今まで、本当に本当にいろんな事があったよね。嬉しい事も、悲しい事も」
春香「嬉しい事があるたびにみんなで笑って、悲しい事があるたびにみんなで泣いて……」
春香「そうして私たちは、ここまで来た」
春香「最近みんなの目を見てるとね、思うんだ。『ああ、すごく頼もしいな』って」
春香「それはたぶん、この世界でいろんな事を経験して一人ひとりが成長していってるからなんだよね」
春香「その成長は、もちろん本人の頑張りによるところが大きいって思うけど……」
春香「小鳥さんがラスボスの役をしっかり演じてくれているから……だから、私たちは強くなれたんじゃないかな?」
一同「………」
貴音「……しかし、それとこれとは話が別。小鳥嬢のした事は許される事ではありません」
伊織「私も同感よ。魔物との戦いで結果的に私たちは強くなったけど、あいつは仲間を平気で傷つけた。それは忘れてはならない事よ」
春香「………」
春香「……小鳥さんはさ、私たちに向かって何度か『みんなを楽しませるために』って言ってたよね?」
春香「それはきっと小鳥さんもプロデューサーさんと同じ気持ちって事なんじゃないかな?」
響「ピヨ子が、プロデューサーと同じ気持ち……?」
春香「みんな、思い出して。もともとこのゲームは、プロデューサーさんが『みんなで楽しめるように』って持ってきてくれたゲームだよ」
亜美「……そーいえばもうすっかり忘れてたけど、兄ちゃんが事務所にスーファミ持ってきたのが始まりだったんだよね」
春香「うん」
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