326: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/07/30(土) 17:37:55.73 ID:cqJZ38jz0
ー 月の民の館 1F 図書室 ー
…ガチャ
千早「………」
真「千早」
千早「真……」
真「律子の具合は?」
千早「ぐっすり眠っているわ。春香と真美がついていてくれているし、今は二人に任せましょう」
真「うん……そうだね」
貴音「離してください、響!」
響「ちょっと貴音、落ち着いてよ!」
千早「……何かあったの?」
真「うん、なんていうか……」
真「プロデューサーが小鳥さんと一緒にいなくなった事で、みんな少し混乱しちゃってるみたいでさ」
千早「そう……」
貴音「ぷろでゅうさぁはわたくしが助けねば! ばはむーと殿の二の舞にさせてなるものですか!」
響「だから、それには律子が起きるのを待ってからじゃないとダメだって!」
貴音「律子嬢の事は皆に任せます。わたくしは一人でも行かねばなりません!」
やよい「た、貴音さん……」オロオロ
伊織「……あーもう、うるさいわね! 静かにしなさいよ!」
貴音「………」
伊織「不安なのはみんな同じなのよ! それに、アンタ一人が行ってもどうにもならないでしょうが!」
貴音「……それでも」
貴音「それでもわたくしは、もうこれ以上犠牲者を増やしたくはないのですっ……!」ウルッ
貴音「ぷろでゅうさぁまで失ってしまったら、わたくしは……!」ガクッ
亜美「うぅ、お姫ちん……」グスッ
伊織「私だって……今すぐにでもあいつを助けに行きたいわよ……!」ウルッ
あずさ「伊織ちゃん……」
雪歩「みんな……!」グスッ
美希「………」
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