P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
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116: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/03/18(金) 23:36:03.54 ID:Az1TjUeTO
ー 回想・トロイアの森 ー


伊織「…………はっ!」

ビュッ…ザシュッ!!

ズドオォ…ン


伊織「……イマイチね。もっと速く刀を振れるようにならないと」



真「……それだけ速ければ十分だと思うけどなぁ」



伊織「真……」

真「こんなところでひとりで修行? 相変わらず伊織はみんなの見えないところで頑張るよね」

伊織「べ、別にそんなんじゃないわよ」

真「今のが、居合……だっけ。ボク、初めて見たよ! すごいな、あんなに大きい樹が真っ二つだ」

伊織「それ、嫌味? あんたはひとりで巨大砲を破壊したくせによく言うわ、まったく」

真「ま、まあ、ボクの力と伊織の力はまた方向性が違うし……」

真「でも、伊織のその居合もずいぶん板についてきた感じじゃない?」

伊織「まだまだよ。こんな程度じゃこの妖刀マサムネの力を完璧に引き出せたとは言えないわ」

真「……そっか」ニコッ



伊織「……で、何か用なの?」

真「ああ、そうそう。すっかり忘れてたんだけど、伊織に渡したいものがあってね」

真「……はい、これ。伊織が使いなよ」チャキッ

伊織「あら、刀じゃない。どうしたのよそれ」

真「巨人を操ってた魔物を倒したら、くれたんだ。きっとお前たちの役に立つだろうって」

真「確か、妖刀ムラサメって言ってたかな? 妖刀っていうぐらいだから、きっとすごい刀なんじゃないかな?」

伊織「ふーん……」チャキッ

伊織「………」スッ

真「おお! カッコいい! すっごく様になってるよ伊織!」

伊織「にひひっ♪ 当たり前でしょ! このスーパー忍者アイドル伊織ちゃんに扱えない刀なんてないわよっ♪ 」

伊織(……にしても、なんだか威圧感のない刀ねぇ。マサムネほどの迫力は感じないわ)

伊織(そんなに強い刀ってわけじゃないのかしら……?)

伊織(……ん?)

伊織「ねえ、真……」

真「どうしたの?」

伊織「この刀……刃が無いんだけど」

真「……え?」




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