【咲 -Saki- SS】 大学編 - いちご味 - ちゃちゃのん「おかえりなさい」
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807:ケイ@番外「鹿老渡・小学生編」 ともだち[saga]
2020/07/27(月) 23:41:19.85 ID:2xWGPT0I0



ちゃちゃのん「大崎下島の御手洗は鹿老渡と同じで、潮待ちの港として栄えた 港町なんじゃが―――」


ちゃちゃのん「そこの名所 歴史の見える丘公園で、ちゃちゃのん 迷子になってしまったことがあるそうなんじゃ……」


快活な長女さん「ん、よう覚えとらんの…?」


ちゃちゃのん「うん… その頃のことは―――」


ちゃちゃのん「ちゃちゃのん、あまりよぅ覚えちょらんのじゃ……」


快活な長女さん「ま〜〜 ちっさい頃の話じゃしのぅ…」


ちゃちゃのん「うん………」




ちゃちゃのん「ただその時 一人の女の子に親切にしてもらったことは、今でも何となくじゃが思い出すことがあるんじゃ―――」


快活な長女さん「それって、どんな子だったんじゃ?」


ちゃちゃのん「綺麗な長い黒髪をした、物静かな印象の女の子じゃったかのぅ……」


ちゃちゃのん「その子は迷子になって泣きじゃくるちゃちゃのんに少し慌てながらも、絵本を読んでくれたり、楽しいお姫さまの物語を聞かせてくれたり―――」


ちゃちゃのん「そうやってお父さんがちゃちゃのん 見つけてくれるまで、一緒におってくれたんじゃ―――」





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