【咲 -Saki- SS】 大学編 - いちご味 - ちゃちゃのん「おかえりなさい」
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ケイ@終章「いつかのひかり」
[saga]
2016/03/31(木) 20:14:45.50 ID:0zlOk9/H0
洋榎「アイツは、ウチの一番の親友やで…」
洋榎「いちごのこと――――恨んだりなんてしてへんで…」ポンッ
ちゃちゃのん「うん、よぅ分かっちょるんじゃ―――」グスッ
ちゃちゃのん「だって… 迷子じゃった、ちゃちゃのんの背中―――」
ちゃちゃのん「誰よりも強く押してくれたのが、胡桃ちゃんじゃもん――――」
胡桃ちゃんのことを思うと、今でも胸のあたりがジンワリと痛む。
それでもそれは罪の意識とか、彼女への同情の気持ちなどでは決してないと思う。
傍から見れば滑稽に見えたかもしれんような、不器用なモンじゃったけど。
ちゃちゃのんたちは恥ずかしいくらい、精一杯の恋をしたんじゃ。
これは、その青春の残り火―――
それが今でも胸の奥で静かに揺らめいとるんじゃと、ちゃちゃのん 思うんじゃ――――
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