【咲 -Saki- SS】 大学編 - いちご味 - ちゃちゃのん「おかえりなさい」
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122:ケイ@2章「愛が咲いた日」[saga]
2015/12/15(火) 20:48:05.07 ID:4H5CS1Bo0




天使のように愛らしい女の子。


子どもの頃はよぅそうやって、周囲から もてはやされちょった。




小学に通うようになった頃から、たびたび男の子たちから告白を受けた。


昔から気の弱かったちゃちゃのんは、それを上手に断ることも出来ず。


ただただ相手が諦めてくれるのを待ち続け、しまいにゃぁ泣き出す始末。



時にゃぁ そんことが、あらぬ誤解を招き問題となった……




『玉美ちゃんが広瀬くんのこと好きって知ってるくせに、広瀬くんを盗った!!』



ちゃちゃのん、ただ告白されただけなのに…


女の子たちからは男好き、ぶりっ子、泥棒ネコなどと陰口を叩かれ…



つらくても、悲しくても、ただ大人しくジッと耐え、文句ひとつ言えずに泣いているような…



そんな大人しいだけの子じゃった――――





クラス替えのたびにそんなことが起こり


噂を立てられないよう、ちゃちゃのん 出来るだけ男の子たちと距離をおくようになった。



男の子たちからの告白も、いつの頃からか本気のものではなくなり


ちゃちゃのんが断りきれず困ってる姿を見て、他の子たちが楽しむというような遊びに変わっていった。




そんなちゃちゃのんを支えてくれたんが、鹿老渡の婆っちゃや近所の爺っちゃたち。


ちゃちゃのんの楽しみは、婆っちゃたちとの麻雀と、アイドルになるという空想に胸を躍らせることじゃった――――





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