803: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2019/12/01(日) 23:09:44.79 ID:D3C3PKle0
――
凛「……ふぅ。けっこう食べたね」
卯月「たべましたねー……ふわ」
凛「眠いの? 卯月」
卯月「ちょっとだけ……」
凛「そっか。……プロデューサー、卯月、眠いんだって」
P「……すまん、いま、そっちに意識を割く余裕がない」
凛「うん。見てればわかるよ。……未央、調子に乗って飲みすぎるから」
未央「……ぅん? なぁに、しぶりん?」
凛「……何と言うか、本当、個室で良かったね」
P「ほんとにな……」
未央「えへへー……プロデューサー、プロデューサーだー……」
P「近い近い近い近い」
未央「んー……酔ってるからー……しかたないのー……」
P「仕方なくない。仕方なくないから。……早く帰らないとまずいな」
未央「帰っちゃうの……? 私、今日はプロデューサーとずっといっしょにいたいな……」
P「ぐっ……!」
未央「……どきどき、してる? 実は、私も、どきどきしてたり……ほら」
P「ちょ、当たってる! 当たってるから! 凛が見てるから……!」
凛「私が見てなかったらいいの? 私たち、帰ろうか?」
P「いてください! お願いだから! 俺の理性のためにも!」
未央「……むぅ。私とふたりっきりはいやなの?」
P「そうじゃなくて……! ……なぁ、凛」
凛「なに? プロデューサー」
P「……酔った未央、危険すぎる」
凛「大丈夫だよ。たぶんプロデューサー限定だから」
P「何が大丈夫なんだよ……」
凛「それに、たぶん、そんなに……」
P「……そんなに?」
凛「……ううん。なんでもない。まあ、初めてのお酒なんだし、おおめに見てあげれば?」
P「我慢しろって?」
凛「うん。誕生日なんだし……わがままくらい、聞いてあげなよ」
P「……わかった。でも、ほんと、耐えられるかどうか」
凛「耐えられそうになかったら蹴ってあげるから大丈夫」
P「何が大丈夫なんだよ。いやでもそうなったらお願いします」
凛「うん、了解」
未央「……プロデューサー、ずっとしぶりんと話してる」
P「えっ、いや、これは、その」
未央「今日の主役をもっとかまいなさーい! 罰としてー……一生私の面倒をみる刑に処ーす!」
P「それ罰じゃな……じゃない。何言おうとしてんだ俺は。あぶな……ほんとあぶないな、酔い未央……」
未央「じゃあハグの刑? ぎゅーっ!」
P「それは生殺しの刑だからやめああああああああああやわらかいやわらかいやわらかい」
未央「……えへへ」
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