677: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2017/12/01(金) 19:04:15.51 ID:+h7s1ZHc0
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未央「ふぅ……結局スープぜんぶ飲み干しちゃった……」
P「ここのうまいからなー。俺もあんまり飲み干す方じゃないが、ここのは飲み干す。濃すぎることはないし、うますぎるから」
未央「ハッ! まさか、多すぎるんじゃないか、って言うのはこういうこと……?」
P「バレたか……いや、未央も飲み干しとは思ってなかったけどな」
未央「おいしかったからねー。アイドルもラーメンの汁を飲み干すことはあるのですよ」
P「あるか? ……いや、ありそうだな」
未央「あるある。まあ、さすがにちょっと気をつけないと、だけどね」
P「アイドルだもんな」
未央「プロデューサーもだよ? 大人なんだし、私よりも危ないかもよ〜?」
P「……善処します」
未央「それしないやつ。もう、健康診断とかはどうなの?」
P「今のところは大丈夫……の、はずだ」
未央「ハズじゃ安心できませんなー。プロデューサーの身体も大事なんだし、ちゃんと気を付けてよ?」
P「……まあ、うん。少なくとも病気にはならないようには気をつけたいと思います」
未央「よろしい。それじゃ……帰る前に、ちょっと、いい?」
P「ん? 構わないが……なんだ?」
未央「えへへ。ちょっとね。プロデューサーと、行きたい場所があって」
P「行きたい場所……?」
未央「あ、さすがの私でも一八歳になったからそういうところにー、とかじゃないよ? そこは心配しなくてもいいから」
P「最初からしてない。高校生だしアイドルだしな」
未央「でも私の友達に」
P「それは話すな! 女子高生への幻想が壊れる!」
未央「幻想ってわかってるんだ……」
P「夢でしかないとわかっていても夢を見ていたいものなんだよ。アイドルと同じで、な」
未央「アイドルと一緒にされたくないんだけど!?」
P「……そうだな。俺としたことが、取り乱してしまった」
未央「そんなに……? まあ、それはそれとして、連れて行ってくれる? プロデューサー。私が行きたい場所に」
P「……ああ。連れて行くよ。未央が言うならどこにでも、な」
未央「……そういうところでも?」
P「だからそういうことは言うな」
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