本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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375: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/08/10(水) 23:16:56.64 ID:N2tEcs8v0
P「言うよ、凛。俺はプロデューサーで、凛も未央もアイドルだ。その関係は変わらない」

凛「……変わるよ。だって、未央と、プロデューサーは」

P「確かに、俺と未央の間にそういう感情があることは……プロデューサーとしてはどうかと思うが、否定できない。そう思わせているのは俺のせいだ。ごめんな」

凛「違っ……責めてるわけじゃ、ないから。むしろ、私は……」

P「……ありがとう、凛。やっぱり、凛は優しいな」

凛「優しく、ないよ」

P「優しいよ。……でもな、凛。だからと言って、変に気遣わなくてもいいんだ。未央に対する遠慮も、俺に対する遠慮もなくていい。凛は俺のアイドルで、俺は凛のプロデューサーだ。俺と未央の関係がどうであっても……それだけは、変わらない」

凛「……そっか」

P「ああ」

凛「……うん。ごめん。私も、なんか、気にし過ぎてたかも。未央とプロデューサーが……そういう関係で、だから、私はそこから一歩引いた……そんな立場に、勝手に、なってた」

P「ああ」

凛「だから……ううん、それなのに、二人きりでカラオケに、なんて、おかしいよね。でも、もしかしたら、それこそが……って、それは考えても仕方ないか。私はアイドルで、プロデューサーは、プロデューサー。今は、それだけでいいよね」

P「そうだな。……せっかくの誕生日でカラオケなのに、こんな雰囲気はダメだな。凛、何か歌うか?」

凛「……うん。歌うよ。私が曲を入れるから、プロデューサーも、一緒に」

P「ん、わかった。なんでもこい」

凛「なんでも……なら、これで」ピッピッ

P「ん、なになに――って、いやいやちょっと待て待て凛とこれとか無理だろ絶対無理だってというか凛お前もかなり765さんのファンじゃ」

凛「そんなこと話してる場合じゃないよ、プロデューサー。さあ、行くよ――【アライブファクター】!」



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