本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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276: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/05/27(金) 04:30:00.43 ID:Y+/btJf60

――店の外

P「食べきれたな、未央」

未央「うん。いやー、朝からこんなにいっぱい、っていうのはなかなかないけど、こういうのもアリだね。朝から元気を出すためにはいちばん、って感じ」

P「スタミナ食って言うだけあったな。俺もなんか元気が出てきたような気がする」

未央「あ、そう言えばプロデューサーも初めてだったんだっけ。どうでした? お味は」

P「たぶん未央と同じ感想だと思うが……うん、うまかったよ。あのマスタードがまた良いアクセントだったな。付けなくてもうまかったからちょっと迷ったんだが、付けてよかった。チャーシューは脂身が多めでかなりこってりしていたが、あのこってりさもまた良かった。玉子と白ごはんと一緒に食べたらもう最高、って感じだな」

未央「チャーシューだけでもおいしいんだけど、ぜんぶが合わさってこそ、って感じだったよね。見た目にはちょっときたない感じにはなるけど、一度あの味を知っちゃうと……ね」

P「その言い方、なんか変な薬みたいだな……」

未央「……ハッ! ま、まさか、あの味を生み出しているのは、そういった薬があるからでは……?」

P「なんだよそのノリ……というか、そういうネタ、テレビとかでは絶対にするなよ? そういうのはシャレにならないからな」

未央「いやー、さすがの未央ちゃんもそれくらいはわきまえてますよ? それとも、プロデューサーくんは未央ちゃんが信じられないのかな?」

P「信じてるよ。というか、突っ込まなかったら突っ込まなかったで不満そうにするくせにそんなこと言うなよ」

未央「えへへ。でも、そんな私に付き合ってくれているから、プロデューサーはプロデューサーなんだよ」

P「それ、褒められているのかどうかわからないんだが」

未央「褒めてる褒めてる♪ 未央ちゃんのベストパートナーっていうことですから」

P「それがベストパートナーの条件って……本当、お前と付き合うのは疲れるよ」

未央「疲れるだけ?」

P「もちろん違う。……お前と付き合うのは、楽しいよ」

未央「……えへへ、なんか、面と向かってそう言われると恥ずかしいかも」

P「自分で言わせといて恥ずかしがるなよ。俺もちょっと恥ずかしくなってくるだろ」

未央「実はそれが狙いだったりして」

P「……お前、本当に面倒くさいな」

未央「俺以外には任せられない?」

P「……まあ、そうだな。俺以外には任せられないよ」

未央「うんうん、そうだよ。私のプロデューサーはプロデューサーだけなんだから……これからも苦労させるけど、それ以上に楽しませてあげるから、ちゃんと私と付き合ってね、プロデューサー♪」

P「言われなくてもそうするし、お前を苦労させて楽しませるのは俺の仕事でもある。覚悟しろよ?」

未央「それは今更じゃないですか? プロデューサー。……さて、それじゃあ、今日も頑張っていきましょうか」

P「……そうだな。今日も一日、頑張ろう。今日も、明日も……これから、ずっと」



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