213: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:05:38.18 ID:852c/r/D0
>>210と>>211の間
――店内
214: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:07:04.41 ID:852c/r/D0
>>211の続き
未央(スープ……これ、何味のスープだろ。コンソメ? オニオン? とりあえず、飲もう)ズズ……
未央「……ん」
215: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:13:21.65 ID:852c/r/D0
――
P「生姜焼きとライス、だな」
216: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:16:17.95 ID:852c/r/D0
未央(さてさて……どこから手を付けようかな)
未央(やっぱりまずは生姜焼き? それともナポリタン? それともキャベツ? うーん……こういうのは、いったいどういう順番で食べればいいのか。いや、正解なんてないんだろうけど、いつも迷う)
未央(とりあえず……生姜焼きから食べてみよう。二枚の、大ぶりの生姜焼き。結構厚くて、プロデューサーが言ったみたいにちょっとポークソテーみたいな感じかも。いや、ポークソテーではないんだけれど)
217: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:18:16.02 ID:852c/r/D0
未央(ナポリタン……本当に、このナポリタンこそ『庶民的』って感じかも。生姜焼きも生姜焼きで『庶民的』な味を極めに極めたって感じだったけど、このナポリタンのヴィジュアルからして、もう『庶民』って感じ)
未央(このドーム状に盛られた、ケチャップたっぷりっぽいナポリタン。生姜焼きと接していて、下の方は生姜焼きのタレにつかっちゃってる。本当に、もう、『庶民』って感じ)
未央(こういうのを見るとなんだか『良いな』と思う。……正確には、思うようになった、かも。プロデューサーの影響で。私の中には、プロデューサーが今も生きているんだね……いや、死んでないし隣に居るけど)
218: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:19:29.88 ID:852c/r/D0
未央(……さて、それじゃあ、次は生姜焼きとライスを一緒に食べよう。絶対おいしいってわかってるけど、それでも楽しみ。それじゃ、いざ……)パクッ
未央「……んー!」
未央(やっぱりおいしい! グッド! グッド! グッドだよ! この濃い目の味付けがごはんに合う。かきこんじゃいたくなるし、もうかきこんじゃう。マナーとかそういうのは気にしない。ここはそういうの抜きで食べれるお店だと思うし!)
219: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:25:47.47 ID:852c/r/D0
――店の外
未央「おいしかったね、プロデューサー」
220: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:31:59.32 ID:852c/r/D0
未央「未央ちゃんは?」
P「してるつもりだが?」
未央「えー……全然足りませんよ? もっとお姫様みたいに扱ってくれても構いませんことよ?」
221: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:35:49.03 ID:852c/r/D0
P「ん、それじゃあ……っと」ヒョイ
未央「なっ……ぷ、プロデューサー? これは、いったい……」
P「お姫様扱いと言えば、お姫様抱っこだろ?」
222: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:41:57.69 ID:852c/r/D0
P「いや、お前がおろせって言ったんだろ。早く下りろよ」
未央「重いって言ったことを撤回するまで下りないもーん。このままいちゃいちゃ帰るんだもーん」スリスリ
P「ちょ、顔を擦り付けるな。というか、本当に腕が疲れてきたから……」
223: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/03/18(金) 18:42:57.86 ID:852c/r/D0
P「……最後にお願いなんだが、胸を押し付けるのはやめてくれないか?」
未央「胸? ……プロデューサーのえっち」エヘヘ
P「……えっちでいいから、離れてくれ」
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