八幡「俺も保育参観に行く!」いろは「絶対ダメです!」
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907:名無しNIPPER[sage]
2018/03/20(火) 22:25:47.78 ID:kYPNGDRA0
雪菜「お父さんとお母さんが結ばれるにはあの卒業式の告白を了承すること…あるいは逆に告白すること」

八幡(あのときか…そのころまだ自分の本当の気持ちがどうか…はっきりわからなくて
  そんな曖昧な気持ちで雪ノ下や由比ヶ浜と付き合うのはあいつらに失礼だと思って告白を受け取らなかったんだが…)

雪菜「複雑そうな顔してるけど、これはまだいいのよチャンスはいくらでもあったから…もう一つの条件さえ満たしていればね」

八幡「そうなのか?」

八幡(意外だったな)

雪菜「八幡がお母さんと同じ大学に進学すること」

八幡「!?」

雪菜「さっきいったよね卒業式で告白を受け取らなくてもチャンスはいくらでもあるって
それは同じ大学に進学していれば会う機会はいくらでもあるもの
実際私も大学二年生の時付き合い始めたと聞かされていたから」

八幡(あの冷静だった雪菜が取り乱し涙をポロポロと流す姿を見て俺は胸が締め付けられるような心の痛みを感じずにいられなかった)

雪菜「なんで…なんでなの…お母さんの事を理解してくれる男性はあなたしかいなかったのに!
  やっと…やっとお母さんは自分の事を理解してくれる人と巡り会えたのに


八幡「雪菜…」

雪菜「どうしてよ…どうしてあなたは一色いろはを選んだの…お母さんにはあなたしかいなかったのに…なんでなの」

八幡(何も言い返す事ができなかった…慰めの言葉をかけても雪菜の状況は変わらない…むしろ傷つけてしまうだろう
  両腕を強く握りしめられ相当痛いが抵抗せず受けいれた)

八幡(次第に雪菜の体が蜃気楼のようにぼやけ始めた…それに気づいた雪菜は)

雪菜「…ここまでのようね」

八幡(予測がついていたのか深い溜め息を吐き…俺からゆっくり離れた)

八幡「雪菜」



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