末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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564: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/12/18(月) 01:18:24.04 ID:I2n+L5dv0
(野獣「あ、ああ……私も仮想の窓に入らない位置に敢えて立っていたが……」)

商人「……少しでいいんだ、姿を見せてくれないか……?」

(野獣「…………では、顔だけ」ニュ)

商人「嬉しいよ、確かに今の状況は何かの変事なのかもしれないが、その中で君とまた出会えるなんて」

(末妹「お父さん……」)

(野獣「久しぶりだ、商人……貴さm……貴殿には感謝してもし切れない……それと……」)

次姉(これが、野獣の顔……話には聞いていたけど、あの菫花さんとはやはり似ても似つかない)

長姉(あら、確かに元王子様の面影は全くないけど、思っていたほど怖い顔じゃないかも)

長兄(……しっかりしろ俺、これは現実、現実現実……)

家政婦(優しい目をされています、末妹様やメイドさんの仰る通りですね)

(野獣「……末妹と次兄の兄と姉達……そして家政婦か、初対面になるのだな」)

(野獣「ゆっくり話をしている余裕もないのは残念だが,君達にも私はたくさん感謝している」)

(野獣「自分の口で使えることができてよかったよ」)

次姉「野獣……」

(次兄「あっ次姉ねえさん微笑んでる!? 野獣様の魅力に目覚めてくれるのは嬉しいが、惚れちゃ駄目だからねっ!?」ズズイッ)

(野獣「」)

次姉「はぁ!? あんた何言ってるのバカじゃないの!? 帰って来たら……覚えておきなさい!!」クワァッ
 


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