末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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30: ◆54DIlPdu2E[saga]
2015/12/07(月) 23:42:53.31 ID:srTKJsSq0
夕食後、次兄の客間。

次兄「では、帰宅までのスケジュールを再確認しまーす」

末妹「はーい」

次兄「菫花さんから受け取った鏡はこれです」

末妹「はい、確認しました」

次兄「その他、各自の荷物は夕食前にチェックを済ませたのでヨシとします」

末妹「はい、問題ありません」

次兄「で、入浴と就寝はいつも通り、これもいいですね?」

次兄「次に就寝後ですが」

次兄「野獣様ともしばしのお別れ。どんな形になるかは野獣様次第……」

末妹「……はい」

次兄「……と思ったけど、今夜くらいこちらからお願いをしてみようではありませんか」

末妹「え?」

次兄「まず天井を見上げて…っと」

次兄「野獣様ー、今夜はまず俺達二人いっぺん、それから末妹とじっくりデートしてあげてくれませんかー?」

末妹「デ」

末妹「でででデートって、ううんそれより、お兄ちゃんは私と一緒でいいの!?」アワワ

末妹「お兄ちゃんだって、野獣様にお話ししたい事が……」

次兄「お兄ちゃん『だって』」

次兄「…末妹にはあるんだろ? 野獣様に今夜のうちに話したい事が」

次兄「俺は野獣様に『今回』話をしたい事は全部話せたから……」

次兄「次回ここに来るまでに、また話したい事をいっぱい溜め込んでおきます」

次兄「それに、溜めに溜めた末に一気に放出するのも、それはそれで気持ち良いもの」グフフ

次兄「おっと、一つ間違うと精神衛生上に問題をきたすので、お勧めはしませんよ」チッチッ

末妹(後半は何を言っているのかよくわからないけど)

末妹「……ありがとう、お兄ちゃん」
 


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