「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/05/15(水) 01:56:39.81 ID:AaV2QJad0
すう、と音もなく引かれたふすまの向こうは、時代劇で見たことのあるような、しかしどこか異なるものを感じるような部屋。
謁見の間、という言葉が一番近いだろう。
しかし、それそのものと言うには、やはりどこか異質。
奥の、一段高いところに、一人の巫女装束の少女が静々と座している。
その少女の手前には道を作るかのように、同じく巫女装束の少女たちが左右へと並び座っている。
その多くは、見覚えのある顔だ。
先ほどの『どうぞ』は、並ぶ中でも一人、奥の少女の近くに座る彼女のものだろう。
すう、と音立たぬ音に振り向けば、ふすまの横の、これまた巫女装束の女性がそれを閉めている所だった。
先ほどふすまを引いたのも彼女だろう。
そのメガネを掛けた落ち着いた顔にも、見覚えがあった。
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