「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
1- 20
531:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 00:21:01.33 ID:6tQxwIWDo





「ただいま」


その声は我ながらすごく冷静で、思わず苦笑する。

感情が未だに、妙な落ち着きに引きずられていた。


「おー、おかえり」


お父さんが、リビングの方からひょいと顔を出す。


「早かったな」

「んー、まあ」


曖昧に応えて、靴を脱ぎかける。

そんな私に、顔を引っ込めながらお父さんが言う。


「そーいや、なんか須賀さんがさっき来てたぞ。咲ちゃんいますかーって」

「え……なんだろ」

「さぁ。まあ、どーせ暇だろ。後で顔出してきな」

「いいよ、どうせだし、今行ってくる」


脱ぎかけた靴を再び履く。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
762Res/260.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice