「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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515:名無しNIPPER[saga]
2016/06/25(土) 22:14:43.88 ID:e5Irjmzfo

それを聞いた部長は、苦笑する。


「須賀くんを、教える……そう言われると、難しい感じがあるわね」

「前に聞かれとった『分からないこと』に沿うんなら、咲を麻雀部に連れてきて、一年生麻雀で見事なラスを引き、タコス作りが上手くうちの模様替えに尽力してくれ……他になにがあったかのう?」

「紅茶を淹れるのが上手、とかありませんでしたっけ。そういえば、タコス以外にも料理を作ったりしていましたね」

「龍門渕の執事さんと仲良くなったのよね。夏休み入ってかららしいけど、紅茶とかその辺はホント向上したわよねぇ」

「タコスについては免許皆伝と言って良いじぇ」

「タコスに免許ってあるんでしょうか……」




それらの言葉が、京ちゃんの事を教えてくれているのかは、正直のところ分からなかった。

そもそも、自分が何を求めてそんな発言をしたのかも、分からないことなのだけど。

でも、それらの言葉は、私の知っている皆から発されているように思えた。




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